千社参り(読み)センジャマイリ

デジタル大辞泉 「千社参り」の意味・読み・例文・類語

せんじゃ‐まいり〔‐まゐり〕【千社参り】

多く神社巡拝して歩く風習寺院に対しても行われ、江戸時代流行した。千社詣で。

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関連語 千社

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「千社参り」の意味・わかりやすい解説

千社参り
せんじゃまいり

多くの社寺を巡拝して,祈願成就を願う習俗自分生地姓名生年月日などを書いた札 (千社札) を巡拝の印として社殿に張った。平安時代末期に始ったといわれ,天保年間 (1830~44) 江戸幕府により禁止されたが,この流行は衰えず,現在まで続いている。

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百科事典マイペディア 「千社参り」の意味・わかりやすい解説

千社参り【せんじゃまいり】

千社詣

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世界大百科事典(旧版)内の千社参りの言及

【千社詣】より

…はじめのうちは千社札は手書きで,木版刷りにすることもなかったが,この風習が時代の気風にあったのかたちまちに大流行して,天保年間(1830‐44)には禁止されたこともある。なお昭和のはじめごろまで,地方では出征兵士の無事を祈って,村の鎮守から家々の屋敷神まで手あたりしだいに参拝する千社参りがはやったこともある。【真野 俊和】。…

※「千社参り」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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