千般(読み)センパン

デジタル大辞泉 「千般」の意味・読み・例文・類語

せん‐ぱん【千般】

《「せんばん」とも》いろいろ。千万せんばん
一首の歌に―の恨みを述べて」〈太平記一二

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精選版 日本国語大辞典 「千般」の意味・読み・例文・類語

せん‐ぱん【千般】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「せんばん」とも ) いろいろ。種々。さまざま。千万
    1. [初出の実例]「千般錦花、无機常織、百種霊物、誰人陶冶」(出典:性霊集‐二(835頃)沙門勝道歴山水瑩玄珠碑序)
    2. 「一首の歌に千般(せんバン)の恨を述て」(出典:太平記(14C後)一二)
    3. [その他の文献]〔元稹‐長灘夢李紳詩〕

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普及版 字通 「千般」の読み・字形・画数・意味

【千般】せんぱん

さまざまのこと。

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