千酌駅(読み)ちくみのえき

日本歴史地名大系 「千酌駅」の解説

千酌駅
ちくみのえき

古代の出雲国の駅。「出雲国風土記」によると島根郡家の北東一七里一八〇歩、千酌浜の南方にあったとされ、湊を有し隠岐国への渡場であった。同書道度条には「隠岐渡、千酌駅家の浜に至る、渡船あり」と記され、隠岐への渡船が置かれていた。千酌駅は出雲国庁から朝酌あさくみ(現松江市)を通り日本海岸に至る枉北きたにまがれる道の終点にあたり、隠岐への航路基点であった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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