半句(読み)ハンク

デジタル大辞泉 「半句」の意味・読み・例文・類語

はん‐く【半句】

ひとことにも足りないほどのわずかな言葉。「一言半句もおろそかにしない」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「半句」の意味・読み・例文・類語

はん‐く【半句】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 一句半分
    1. [初出の実例]「一句なりとやせん、半句なりとやせん」(出典:正法眼蔵(1231‐53)谿声山色)
  3. ひとことにも足りないほどのわずかなことば。すこしのことば。半言。片言隻句
    1. [初出の実例]「Fancu(ハンク)〈訳〉詩句の半分。また、一語の半分」(出典日葡辞書(1603‐04))
    2. [その他の文献]〔朱熹‐答陳安卿書〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む