デジタル大辞泉 「卒す」の意味・読み・例文・類語 しゅっ・す【▽卒す】 [動サ変]死ぬ。特に、皇親および四位・五位の人の死についていう。「直広参田中朝臣足麿―・す」〈続紀・文武〉[類語]崩ずる・薨ずる・寂する そっ・す【卒す】 [動サ変]「しゅっす」に同じ。〈書言字考節用集〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「卒す」の意味・読み・例文・類語 しゅっ‐・す【卒】 〘 自動詞 サ行変 〙① 死ぬ。日本では特に、四位・五位の人の死去をいう。[初出の実例]「膳夫人病に臥し、将に没に臨まんとするの時に水を乞ふ、然れども聖王許さず、遂に夫人卒すなり」(出典:知恩院本上宮聖徳法王帝説(917‐1050頃か))② 中国で、大夫の死をいう。〔いろは字(1559)〕 そっ‐・す【卒】 〘 自動詞 サ行変 〙 =しゅっす(卒)〔書言字考節用集(1717)〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例