南保館跡(読み)なんぼやかたあと

日本歴史地名大系 「南保館跡」の解説

南保館跡
なんぼやかたあと

[現在地名]朝日町桜町

川の東岸、小字城の脇しろのわき一帯が館跡で、付近にはほかに城の下しろのした堀下ほりした・堀上などの小字がある。また桜町さくらまち北西に位置する大字月山つきやまは館の土塁(築山)月山の字にあてたものと伝える(南保村誌)。なお一部の史料には当館跡を城跡や塁跡とよぶものもある。館は舟見ふなみ(現入善町)から北上した街道が小川を越えてとまり町にさしかかる手前の西側に存在し、街道を押える位置に築かれている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

イチロー

[1973~ ]プロ野球選手。愛知の生まれ。本名、鈴木一朗。平成3年(1991)オリックスに入団。平成6年(1994)、当時のプロ野球新記録となる1シーズン210安打を放ち首位打者となる。平成13年(...

イチローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android