南巌(読み)みなみ いわお

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「南巌」の解説

南巌 みなみ-いわお

1903- 大正-昭和時代の労働運動家。
明治36年2月13日生まれ。南喜一,吉村光治の弟。大正11年東京で南葛労働会結成参加。14年モスクワの東洋勤労者共産主義大学にまなび,昭和3年共産党に入党。5年日本労働組合全国協議会の極左的指導に反対し,刷新同盟を結成。16年検挙され,懲役3年。戦後,神奈川産別会議事務局次長などをつとめた。石川県出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android