日本歴史地名大系 「南新堀一丁目」の解説 南新堀一丁目みなみしんぼりいつちようめ 東京都:中央区旧京橋区地区南新堀一丁目[現在地名]中央区新川(しんかわ)一丁目霊岸橋際(れいがんばしきわ)請負地の東方、霊岸島新(れいがんじましん)堀に架かる湊(みなと)橋の南詰にある。同堀南岸に沿って東西に延びる片側町。南は霊岸島浜(れいがんじまはま)町、堀対岸は北新堀町。寛文新板江戸絵図には町名はみえず、享保一〇年(一七二五)の分間江戸大絵図に「南しんほり」と記される。霊岸島新堀は日本橋川の下流。当地は古くは一面茅野で、湊橋の川筋も小さな流れだったが、元和六年(一六二〇)頃に開削して通船の便が図られ、堀筋の南北に町屋が設けられたと伝える(京橋区史)。安永三年小間附町鑑によれば小間は京間一三間二尺、公役金を納める。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by