…大和猿楽の金春(こんぱる)座中興の名手,金春禅竹(ぜんちく)の代表的著述の一つ。内容は,禅竹自身の六輪一露の説に,南都戒壇院の普一国師志玉(1379‐1463)が仏教の教理で,関白一条兼良(いちじようかねら)(1402‐81)が儒学,とりわけ宋学の立場からそれぞれ理論づけした加注を添え,さらに臨済宗の僧で後に還俗した南江宗沅(なんこうそうげん)(1356‐1463)の跋文を付して一書に編んでいる。跋文の奥書などから1455年(康正1)の秋から翌年の正月までの間に成立したことがわかる。…
※「南江宗沅」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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