南海トラフ地震の被害想定

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南海トラフ地震の被害想定

政府は2012年8月、最大32万3千人が死亡するとの想定を公表した。津波死者が約7割を占める。津波高は高知県黒潮町と土佐清水市が34メートルと最も大きく、静岡県下田市が33メートル。1メートルの津波が到達するまでの時間は、静岡県焼津市などで地震発生から最短2分とされた。政府は14年に、想定死者数を8割減らすとの目標を掲げた「防災対策推進基本計画」を策定。今年1月の能登半島地震を受けて中断していた被害想定見直しの議論が5月に再開した。

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