日本歴史地名大系 「南淋寺」の解説 南淋寺なんりんじ 福岡県:朝倉郡朝倉町宮野村南淋寺[現在地名]朝倉町宮野宮野(みやの)の北部、字八坂(やさか)にある寺。真言宗大覚寺派、医王山瑠璃光(るりこう)院と号し、本尊は薬師如来。享保一一年(一七二六)頃の成立とされる医王山南淋寺縁起(朝倉町町史資料)によると、もとは長淵(ながふち)にあり南林(なんりん)寺と号する天台宗寺院であった。正応二年(一二八九)八月一一日の深堀明心譲状(深堀文書/鎌倉遺文二二)によれば、長淵庄内に「なんりんしのはゝ」がある。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by