南白亀浦(読み)なばきうら

日本歴史地名大系 「南白亀浦」の解説

南白亀浦
なばきうら

長柄(ながら)郡の幸知(こうじ)・驚(おどろき)・中里(なかざと)・五井(ごい)・古所(ふるところ)・剃金(そりがね)・牛込(うしごめ)・浜宿(はましゆく)の諸村の総称とされる。弘治元年(一五五五)紀伊の西宮久助が南白亀浦に漂着、長島丹後家に寄寓した際に地引網漁を伝えたという(江浦干鰯問屋仲買根元由来記・房総水産図誌)。当浦での漁業は早くから行われていたことになるが、史料上にみえるのは寛文一三年(一六七三)で、諸魚一〇分一金勘定など七ヵ条の取決めに浜方九村が署名している(「南白亀浦領連判状」飯塚家文書)。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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