南矢中遺跡(読み)みなみやなかいせき

日本歴史地名大系 「南矢中遺跡」の解説

南矢中遺跡
みなみやなかいせき

[現在地名]水沢市 南矢中

胆沢いさわ段丘福原ふくわら面の北縁にある。標高約六六メートル。調査は昭和四九年(一九六四)・五〇年の二ヵ年にわたって行われた。検出された遺構は縄文時代の落し穴状遺構四〇基、平安時代竪穴住居跡八棟、焼土遺構五基・方形周溝遺構一三基である。平安時代の竪穴住居跡は遺跡調査区東側に五棟、西側に三棟存在する。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android