日本歴史地名大系 「南都名所集」の解説 南都名所集なんとめいしよしゆう 一〇巻一〇冊別称 奈良名所記 太田叙親編・村井道弘修補撰成立 延宝三年分類 地誌版本 県立奈良図書館ほか解説 六巻までは奈良の名勝旧跡および寺社の縁起・来歴、七巻以後は大和国内の名所旧跡などについて記す。挿画が豊富で、とくに南都の名物売店、商家の姿や風景、露坐の大仏が出色。和歌・俳句も適宜おりこむ。主として南都に関する最初の地誌。活字本 「近世文芸叢書」二(明治四三年) 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by