露坐(読み)ろざ

精選版 日本国語大辞典 「露坐」の意味・読み・例文・類語

ろ‐ざ【露坐・露座】

  1. 〘 名詞 〙 屋根のない所にすわること。野天にすわること。
    1. [初出の実例]「銅大仏、〈略〉無堂宇、而露坐突兀」(出典:新編鎌倉志(1685)五)
    2. [その他の文献]〔後漢書‐周挙伝〕

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普及版 字通 「露坐」の読み・字形・画数・意味

【露坐】ろざ

戸外に坐る。〔後漢書、周挙伝〕(陽嘉三年)是の河南三輔大いに旱(ひでり)し、五傷(さいしやう)す。天子親自(みづか)ら陽殿の東廂に露坐して雨をふ。~河名山・大澤に祀せしむ。

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