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単性花 タンセイカ

大辞林 第三版の解説

たんせいか【単性花】

雄しべ・雌しべの一方だけを有する花。雌雄異花。 ↔ 両性花

出典|三省堂大辞林 第三版について | 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

単性花
たんせいか

雄しべのような雄性生殖器官と雌しべのような雌性生殖器官のどちらか一方しかもたない花をいう。被子植物の花は本来両性で、単性花は二次的なものであり、両性花の雌しべが退化して雄花となるか、雄しべが退化して雌花になったとみなされる。これに対して裸子植物の花は本来単性であり、雄花と雌花とが同じ株につけば雌雄同株、別の株につけば雌雄異株という。また両性花と単性花をもてば雌雄混生または雑居性という。[田村道夫]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について | 情報 凡例

世界大百科事典内の単性花の言及

【雌雄異株】より

…植物が雌花と雄花を別の個体にもつ場合をいう。種子植物の花は一般におしべとめしべをもち,両方の性を兼ねそなえた両性花hermaphrodite flowerであるのに対して,アカマツ,イチョウ,カボチャなどは単性花unisexual flowerであって雄花と雌花の区別をもつ。単性花は,同じ個体に両方のタイプの花をもつ雌雄同株(アカマツ,カボチャなど)と,雌花と雄花がそれぞれ別の個体についている雌雄異株(イチョウ,ソテツなど)とに区別される。…

【花】より

…(4)花葉が退化して痕跡的になったり,消滅する。すなわち,おしべとめしべをもった両性花から,おしべが退化すれば雌花に,めしべが退化すれば雄花になって単性花となる。(5)花被は多輪生(タイサンボクは三または四輪生)から,多くは萼(外花被)と花冠(内花被)からなる二輪生,さらに一輪生となった単花被花(クワ,グミ,キク)や花被をもたない無花被花(ヤマグルマ)まであり,おしべが花弁化すると八重咲きとなる。…

※「単性花」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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