単板(読み)たんばん

精選版 日本国語大辞典 「単板」の意味・読み・例文・類語

たん‐ばん【単板】

  1. 〘 名詞 〙 張り合わせない一枚板

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

百科事典マイペディア 「単板」の意味・わかりやすい解説

単板【たんばん】

ベニヤとも。原木から切削した薄い木の板をいい,重ね合わせ接着して合板をつくる。製造方法は木材年輪にそって巻紙を広げるように薄くはぐ方法と,鉋(かんな)刃を動かして水平に切削する方法がある。前者木目板目で生産能率がよく,幅の広い単板が得られるが,裂けやすい。後者は一般に柾目(まさめ)面をとり,木目の美しい単板が得られるが,原木の直径以上は得られず,歩留りは劣る。
→関連項目積層材ベニヤ板

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む