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積層材 せきそうざい laminated wood

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

積層材
せきそうざい
laminated wood

単板を数多く重ね合せ接着成形した木材。一般的には単板積層材を除き集成材と呼ばれている。素材の節,不整木理などの不均質性を除いて,吸湿性も改良したもの。含水率は4~10%,圧密による比重の増加,合成樹脂の硬化による圧縮強度の増加,大型材や曲材などがつくれることが特徴である。

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デジタル大辞泉の解説

せきそう‐ざい【積層材】

木材の不均質性の改善のために、木の板や小角材を重ねて張り合わせた材。厚板を積層したものは集成材、薄い単板を積層したものは合板または単板積層材とよぶ。

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百科事典マイペディアの解説

積層材【せきそうざい】

繊維方向がほぼ同一になるよう単板を接着した合成木材をいう。木材中の節,割れ,腐れなどの欠点を除去でき,また防腐剤,防火薬剤の注入により素材より耐久性を増すことができる。
→関連項目ケイ(珪)素樹脂

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世界大百科事典 第2版の解説

せきそうざい【積層材】

繊維方向を平行にして単板またはひき板を積層接着したもの。通常,ひき板積層材は集成材と呼ばれ,独立して取り扱われる。単板積層材は,英語のlaminated veneer lumberを略してLVL呼ばれることが多い。LVLの製造工程は合板に,その性能は集成材に類似しているが,その特徴は,(1)製品歩留りが集成材に比べて高い,(2)短い丸太から連続的に長尺材が得られる,(3)欠点の分散によって材質のばらつき小さくなることは集成材と同じであるが,一般に集成材より積層数が多いので,ばらつきはさらに小さくなる,(4)防腐,防虫などの薬品処理が容易に行われるなどがあげられる。

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大辞林 第三版の解説

せきそうざい【積層材】

薄板を数枚重ね合わせ、加熱・圧縮して接着した強化木材。木材の不均一性がなくなり、伸縮・変形が少ない。積層板。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

積層材
せきそうざい
laminated wood

板または小角材などを繊維方向に平行にして積層接着したもの。ひき板、厚板の積層材を集成材、単板を積層したものを単板積層材(LVL=laminated veneer lumber)とよぶ。単板などにフェノール樹脂を含浸させ、1平方センチメートル当り100キログラム以上の高圧力で接着圧縮した改良木材硬化積層材または強化木(きょうかぼく)とよび、高い強度と高い電気絶縁性、耐久性を要求されるところにかつて使用されたことがある。合成樹脂を含浸させて耐水性、寸度安定性、耐摩耗性を高めた積層材も、床や取っ手のような特殊な箇所あるいは食器などにも用いられる。WPC(wood plastic combination)もこの積層材に含まれることが多い。単板積層材は一般にロータリー単板を平行に重ね合わせ接着したもので、平行合板ともよばれて平板をつくるが、角材的な用途たとえば枠材、桟木(さんぎ)などにも用いられている。積層ということばには重ね合わせ、接着する意味があるので、広義には合板、ランバーコア合板のほかに、フローリングのように板やブロックを重ね合わせたものなども含まれることがある。積層の効果は、集成材や単板積層材では均一性を増し、強度特性を高め、木材では得がたい寸法形状を得られる。また、合成樹脂の含浸による積層は、木材と合成樹脂の特性を生かしており、木材で強度を、合成樹脂で耐水性、寸度安定性を付与している。[有馬孝

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