占串(読み)うらぐし

精選版 日本国語大辞典 「占串」の意味・読み・例文・類語

うら‐ぐし【占串】

〘名〙 卜部(うらべ)が、占い定めた結果を書き記して厳封したもの。大嘗会に際しては、悠紀(ゆき)主基(すき)国名や、郡名を書いた紙。
御堂関白記‐長和二年(1013)九月九日「外記貞清持来王卜串、依例仰了」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android