日本歴史地名大系 「卯垣村」の解説
卯垣村
ぼうがきむら
藩政期の拝領高は四六八石余、本免は五ツ五分。藪役銀七匁余・宇倍野山役米三斗余を課されており(藩史)、大場氏・吉田氏・野崎氏・藤田氏の給地があった(給人所付帳)。「因幡志」によれば家数二一で、出茶屋が八軒あり、川苔を産した。安政五年(一八五八)の村々生高竈数取調帳では生高四八七石余、竈数二七(うち家中四)、ほかに山奉行一。城下近郊のため城下とのかかわりが多くみられ、享保三年(一七一八)
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報