印刷電信機(読み)インサツデンシンキ

百科事典マイペディアの解説

印刷電信機【いんさつでんしんき】

テレタイプ,テレプリンターとも。電信符号を自動的に送受信し,受信文をテープにせん孔または印字する装置。タイプライターに似た鍵盤(けんばん)により,通信内容をテープに打ち込み印刷電信符号に変換する。1855年にアメリカのD.E.ヒューズが発明し,1910年にウェスタン・エレクトリック社製の調歩式印刷電信機が登場した。日本では1927年から使われ,1936年に国産品が造られた。なお海底電信などではモールス符号を使うこともあった。この装置を用いるテレックスは,国際間のテキスト伝達がファクシミリや電子メールに移行したのに伴い廃止される方向にある。
→関連項目タイプライター電信電信機ヒューズ

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世界大百科事典内の印刷電信機の言及

【文字コード】より

…文字により符号の長さが異なるので,可変長符号という。 印刷電信機の発明とともに,印刷電信機用の符号も工夫された。0と1を5個並べる方法は32通りあり,これはアルファベット(の大文字)26文字に対応させるのに十分なので,5単位符号が使われた。…

※「印刷電信機」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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