卵巻(読み)タマゴマキ

デジタル大辞泉 「卵巻」の意味・読み・例文・類語

たまご‐まき【卵巻(き)】

鶏卵を薄く焼いて他の材料を包んだもの。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「卵巻」の意味・読み・例文・類語

たまご‐まき【卵巻】

〘名〙 薄焼卵で青くゆでたフキかまぼこなどを巻いたもの。
江戸から東京へ(1922)〈矢田挿雲〉八「海苔巻や玉子巻(タマゴマキ)などの製法も其の頃案出されたもので」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の卵巻の言及

【すし(鮓∥鮨)】より

…これは明治中期に考案されたもので,コノシロの片身を用いた形が小舟のようだというのでオランダ語でボートの意のバッテラと呼ばれるようになり,その後コノシロの値が上がったのでサバに変えたものである。 巻きずしには,ノリ巻,卵巻などがある。関東ではノリ巻が多く,かんぴょうを入れて細く巻くのが基本で,マグロを芯にしたものを鉄火巻,たくあん漬などを用いたものを新香巻,生のキュウリを使ったものをかっぱ巻などという。…

※「卵巻」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android