厄介者(読み)ヤッカイモノ

デジタル大辞泉 「厄介者」の意味・読み・例文・類語

やっかい‐もの〔ヤクカイ‐〕【厄介者】

他人迷惑をかける人。世話のやける人。「厄介者扱いにする」
居候食客

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「厄介者」の意味・読み・例文・類語

やっかい‐ものヤクカイ‥【厄介者】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 他人に迷惑をかける人。世話のかかる人。また、人にいやがられる鼻つまみ者。
    1. [初出の実例]「町内の厄介者(ヤッケヘモン)だ」(出典滑稽本浮世床(1813‐23)初)
  3. 食客。居候。かかりゅうど。
    1. [初出の実例]「厄介者が多いんだから、浮の空ぢゃゐられないさ」(出典:何処へ(1908)〈正宗白鳥〉三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android