食客(読み)ショッカク

デジタル大辞泉の解説

しょっ‐かく〔シヨク‐〕【食客】

客の待遇で抱えておく人。しょっきゃく。
他人の家に居着いて食わせてもらっている人。居候(いそうろう)。しょっきゃく。

しょっ‐きゃく〔シヨク‐〕【食客】

しょっかく(食客)

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世界大百科事典 第2版の解説

しょっきゃく【食客】

日本では他人の家に寄食する人,たとえば師匠の家に住みこみ,雑用をしながら食事と勉学の機会を与えられている書生などを含めて,ひろく食という。中国では有力者の門に召しかかえられる寄食者,居候をさし,門客門下客などともよばれる。春秋戦国時代の社会変動の中から放出された多数の浮動的な士や遊民は,一定の生業をもたないために,個人の才能だけをたよりに有力者に仕えざるをえず,他方,諸侯や貴族も彼らを集めて勢力をのばす必要があった。

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大辞林 第三版の解説

しょっかく【食客】

〔「しょっきゃく」とも〕
他人の家に住み込んで申しわけ程度の用をして食べさせてもらっている人。いそうろう。
客分として、自分の家に抱えておく人。 「 -三千人」

しょっきゃく【食客】

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世界大百科事典内の食客の言及

【居候】より

…非親族的成員の多くは契約にもとづく奉公人名子(なご),番頭,丁稚(でつち)などであったが,これ以外にも居候とよぶ同居人がある。居候とは多くの地方で不意の食客を意味し,カンナイド,ケンナイド,ケイナイヤツ,ケナイドなどの民俗語彙でよばれていた。ケはハレに対する日常の意味であり,とくに大和地方ではケナイドは〈招かざるに来て食事などをする客〉の意味であり,ここでは居候の存在は喜ぶべきものではなかった。…

【客】より

…天子は諸侯を賓礼によって遇し,賓客は礼遇すべきものと観念される。しかし春秋戦国の変動期以後,主家に寄食する〈食客〉がふえると,賓客に対する処遇にも格差が生じ,またその中に〈俠客〉の要素も加わって,やがて客や賓客が居候・とりまきの意味を帯びてくる。さらに主家に傭われて働く〈傭客〉,土地を失って豪族や地主の小作人となる〈田(佃)客〉や〈荘客〉,はては衣食を支給される代りに労働の成果をすべて主家に取られる〈衣食客〉まで現れる。…

※「食客」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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