20世紀日本人名事典 「原亮一郎」の解説 原 亮一郎ハラ リョウイチロウ 明治〜昭和期の実業家 東京書籍会長。 生年明治2年2月(1869年) 没年昭和10(1935)年10月9日 学歴〔年〕東京高商卒,ダレッジ・カレッジ 経歴出版経営者・原亮三郎の長男として生まれる。明治19年英国に留学、ダレッチ・カレッジで経済学を専攻し帰国。25年衆院議員となった父に代わり、父が創業した金港堂を継ぐが、35年の教科書疑獄事件により事業が衰退。42年小学校国定教科書の発行を目的とする東京書籍の創立に関わり初代会長に就任した。帝国印刷、日本製紙などの各重役も務めた。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「原亮一郎」の解説 原亮一郎 はら-りょういちろう 1869-1935 明治-昭和時代前期の出版経営者。明治2年2月生まれ。原亮三郎の長男。高等商業(現一橋大)にまなび,イギリスで経済学をおさめる。父の創業した出版社金港堂をつぐが,明治35年の教科書疑獄事件により事業は衰退。42年小学校国定教科書の発行を目的とする東京書籍の創立にかかわり初代会長となる。昭和10年10月9日死去。67歳。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by