原八幡神社(読み)くずはらはちまんじんじや

日本歴史地名大系 「原八幡神社」の解説

原八幡神社
くずはらはちまんじんじや

[現在地名]小倉南区葛原四丁目

近世には八幡宮などとみえる。旧郷社。祭神は応神天皇・神功皇后・和気清麻呂。神護景雲三年(七六九)宇佐八幡宮神託事件で勅使として派遣された和気清麻呂は道鏡に足の筋を切られて大隅に流されたが、宇佐宮の神告により規矩きく着場つくばの湊に上がってはちヶ坂(安部山)で庵を結び、竹和ちくわ(北名山・岐多山とも、足立山)麓の温泉に浴したところ、足が治癒したので、その場に宇佐宮の分霊を勧請したと伝える。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む