二次的(読み)ニジテキ

デジタル大辞泉 「二次的」の意味・読み・例文・類語

にじ‐てき【二次的】

[形動]主となる物事に対して、それに付随する関係にあるさま。また、ある物事から派生したもので、それほど重要でないさま。副次的。「二次的災害」「二次的問題
[類語]派生的二義的副次的末梢的ベター増し次善まあまあそこそこまずまずセカンドベスト及第無難ほどほど捨てたものではない満更まんざらでもない瑣末さまつ枝葉枝葉末節些事さじ細事小事細かい細細しい煩瑣はんさ瑣瑣ささ区区ちょっとした取るに足りないたわいない何でもない愚にもつかぬ益体も無いらちも無い高が知れる些些ささ些細ささいささやかわずか幾ばくたかがいささかほんの有るか無きかちょっと一縷いちる一抹些少さしょう末節無駄事雑事微微つまらない無意味下らない問題外部分的卑小眇眇びょうびょうよし無いトリビアル

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精選版 日本国語大辞典 「二次的」の意味・読み・例文・類語

にじ‐てき【二次的】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙 ある事や物、状態などが、他の本来のもの、主要なものに対して、それに付属する、または、それより程度が一段低いものであるさま。二義的。
    1. [初出の実例]「もっと二次的な、しかし一層実際的な世間現象の問題について」(出典:竹沢先生と云ふ人(1924‐25)〈長与善郎〉竹沢先生の人生観)

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岩石学辞典 「二次的」の解説

二次的

一般に外力砕屑的(epiclastic)な岩石,および既存鉱物変質結果形成された鉱物に用いる.二次的鉱物は,仮像(pseudomorph)またはparamorphのようにその場所で形成され,またはこれらは溶液が浸透して岩石の間に沈澱して形成される.この語は後の作用でもたらされた変質作用に限定すべきで,初生的な鉱物の成因に関することとは独立したものである[Lyell : 1835, Loewinson-Lessing : 1894, Holmes : 1920].

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