コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

原子核測定器 げんしかくそくていきnuclear instrument

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

原子核測定器
げんしかくそくていき
nuclear instrument

原子核 (素粒子・宇宙線を含む) 実験で,原子核から放出される放射線や,原子核反応で発生する粒子を計測する際に用いられる測定装置の総称。その主体は粒子検出装置である。一般に放射線を計測する装置を放射線検出器というが,原子実験では粒子1個1個を観測するのが通例であり,その際に用いられる装置は粒子検出器という。粒子検出器は粒子が物質中で起す種々の作用を利用して粒子を感知し,その速度,エネルギー,運動量,飛跡などを測定する。気体中における放射線の電離作用によって生じる電子を電気シグナルとして検知する気体充填型検出器,放射線が当ることによって起る発光現象を利用する検出器,ゲルマニウムやシリコンなどの半導体を使用する半導体検出器,飛跡を測定する飛跡測定器など多種多様な検出器が用いられている。中性子は電荷をもたないため,特別な中性子測定器が必要となる。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

今日のキーワード

分水嶺

1 分水界になっている山稜(さんりょう)。分水山脈。2 《1が、雨水が異なる水系に分かれる場所であることから》物事の方向性が決まる分かれ目のたとえ。...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android