原新町(読み)はらしんまち

日本歴史地名大系 「原新町」の解説

原新町
はらしんまち

[現在地名]沼田西原新町にしはらしんまち東原新町ひがしはらしんまち上原町かみはらまち桜町さくらまち

材木町ざいもくちよう通中ほど、伊勢町いせまち通を東へ延長した通りに沿う。東端原町木戸があり木戸の外、東方一帯は沼田城下各町の耕作地になっていた。同木戸は会津街道の出入口。「沼田町記」延享五年(一七四八)写分では、慶安元年(一六四八)に町割されたとする。飲用水は木戸の東、現迦葉山かしようさん道に沿って南流させた用水を当町で向きを変え、町の中央を西流させることで確保した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android