デジタル大辞泉 「係結び」の意味・読み・例文・類語 かかり‐むすび【係(り)結び】 文語文で、文中に係助詞が用いられる場合、それに応じて文末の活用語の形態に変化の生じる現象。[補説]狭義には、上に「風ぞ強き」「風なむ静かなる」「風や出づる」「風かやまざる」のように「ぞ」「なむ」「や」「か」を用いると連体形で結び、「風こそ出づれ」のように「こそ」を用いれば已然形で結ぶことをいうが、広義には、疑問詞に対する連体止めや、「は」「も」に対して終止形で文が結ばれることも含まれる。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例