双葉電子工業(読み)ふたばでんしこうぎょう

百科事典マイペディア 「双葉電子工業」の意味・わかりやすい解説

双葉電子工業[株]【ふたばでんしこうぎょう】

蛍光表示管・金型部品でトップの電子部品メーカー。ラジコン機器製造でも有名。1948年設立真空管からスタートし蛍光表示管へと事業を拡大する一方,1960年代に金型用部品とラジコン機器分野に積極的に参入・成功を収め,現在の事業の3本柱(電子部品部門,精機部門,電子機器部門)を確立した。積極的な海外展開でも知られる。次世代表示装置FEDの開発に注力。本社千葉県茂原市,工場茂原,明石など。2011年資本金225億円,2011年3月期売上高618億円。売上構成(%)は,電子部品41,電子機器13,生産器材47。海外売上比率52%。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「双葉電子工業」の意味・わかりやすい解説

双葉電子工業
ふたばでんしこうぎょう

ケイ光表示管および金型部品の有力電機メーカー。 1948年設立。ラジオ受信用真空管の製造販売を手がける。 1962年無線制御機器,プレス金型用部品分野に進出。 1969年キーボード関連部品,1970年ケイ光表示管の製造開始。 1972年デジタル位置読取装置の製造を開始。高い技術開発力と海外生産力を背景に,強電界放射型表示管など新製品の導入にも積極的。本社千葉県茂原市。

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日本の企業がわかる事典2014-2015 「双葉電子工業」の解説

双葉電子工業

正式社名「双葉電子工業株式会社」。英文社名「FUTABA CORPORATION」。電気機器製造業。昭和23年(1948)設立。本社は千葉県茂原市大芝。電子部品・電子機器メーカー。蛍光表示管のシェアトップクラス。ラジコン機器やプレス金型用部品にも実績東京証券取引所第1部上場。証券コード6986。

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