精選版 日本国語大辞典 「取詰」の意味・読み・例文・類語
とり‐つ・める【取詰】
[1] 〘自マ下一〙 とりつ・む 〘自マ下二〙 (「とり」は接頭語)
① ひどく思い悩んで考えが行きづまる。思いあまる。思いつめる。
② 病状などが切迫する。危険な状態になる。
※舜旧記‐慶長一五年(1610)九月二日「二位兼見卿晩申刻食事之時、俄にとりつめ死去也」
[2] 〘他マ下一〙 とりつ・む 〘他マ下二〙
① きびしくせめつける。激しくせまる。ひどく悩ませる。つめよる。追いつめる。
② あることを一途に思い込む。思いつめる。
③ 全体を要約する。概括する。とりつまむ。
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