取運ぶ(読み)トリハコブ

精選版 日本国語大辞典 「取運ぶ」の意味・読み・例文・類語

とり‐はこ・ぶ【取運】

  1. 〘 他動詞 バ五(四) 〙
  2. 手に持って、物を他の場所へ移し送る。
    1. [初出の実例]「蘆を取り運びて、この市に出づる足数に、お足添へて召されよや」(出典:謡曲・蘆刈(1430頃))
  3. ( 「とり」は接頭語 ) 手段を講じてとどこおりなく進行させる。ことをはこぶ。
    1. [初出の実例]「彼れが斡旋した妹の婚礼も、極めて手軽に取運ばれたのであるし」(出典:人さまざま(1921)〈正宗白鳥〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む