受方(読み)ウケカタ

デジタル大辞泉 「受方」の意味・読み・例文・類語

うけ‐かた【受(け)方】

受けるときの方法。対応のようす。「ボール受け方」「電話受け方
物事を引き受ける側。受け入れる人。
受け身の立場。防ぐ側。「受け方に立たされる」
取引の受け渡しで、現物を受け取る側。買い方。

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精選版 日本国語大辞典 「受方」の意味・読み・例文・類語

うけ‐かた【受方】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 物事を引き受ける側。受け入れる人。
    1. [初出の実例]「源氏平家や、門閥の藤原氏など、常に軍受持になり、彼(かの)(ウケ)かたを望んで、武門とか武士とかいふ看板を掲げて居たを」(出典:文明田舎問答(1878)〈松田敏足〉徴兵)
  3. 受ける方法や態度
    1. [初出の実例]「流越しに放ると莨は足元に、マッチは男の手に、『巧いだらう?』『放りますのが?』『何有(なあ)に、受方が巧いのだ?』」(出典:青春(1905‐06)〈小栗風葉〉夏)
  4. 受身の立場。防ぐほうの者。
  5. 取引で、米、株式などの現品を受け取る側。買い方。⇔渡し方

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