受法寺(読み)じゆほうじ

日本歴史地名大系 「受法寺」の解説

受法寺
じゆほうじ

[現在地名]丸岡町山久保

山久保やまくぼの北部にある。浄土真宗本願寺派本尊阿弥陀如来。もと興行こうぎよう(現福井県上志比村)末。開基は加州江沼えぬま勅使ちよくし願成がんじよう(現石川県加賀市)住職の弟顕崇という。初め加越国境の市野々いちのの(現福井県金津町)に住し、後に田中たなか(現同町)、さらに現在地に移った。明応九年(一五〇〇)五月の方便法身像裏書(実如筆、当寺蔵)に「興行寺門徒越前国黒坂郡長畝郷女谷窪、願主釈宗賢」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android