叡哲(読み)えいてつ

精選版 日本国語大辞典 「叡哲」の意味・読み・例文・類語

えい‐てつ【叡哲】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) きわめて知力にすぐれ、事物道理に明るいこと。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「大臣性仁孝、聰明叡哲、玄鑒深遠」(出典:家伝(760頃)上)
    2. 「をさなくましまししかど、聰明叡哲(えいテツ)にきこえ給ひき」(出典神皇正統記(1339‐43)中)
    3. [その他の文献]〔蔡邕‐胡公碑〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「叡哲」の読み・字形・画数・意味

【叡哲】えいてつ

すぐれて道理に明るい。また、その人。〔逸周書、諡法解〕叡哲を獻と曰ふ。

字通「叡」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android