(読み)エイ

デジタル大辞泉 「叡」の意味・読み・例文・類語

えい【×叡】

理化学研究所などが共同で開発した、初の国産超伝導量子コンピューター。令和5年(2023)に運用開始。64個の超伝導量子ビットで構成される(稼働当初は53量子ビット)。コヒーレンス時間は10~20マイクロ秒集積回路基盤を垂直方向に重ねて配線を設けることで拡張性を高め、量子ビット数を容易に増やすことができる。研究機関や企業向けにクラウドサービスも提供している。

えい【叡】[漢字項目]

人名用漢字] [音]エイ(漢)
かしこい。聡明なこと。「叡才叡智
天子の行いに冠して敬意を表す語。「叡聞叡覧叡慮
[補説]1は「」を代用字とすることがある。
[名のり]あきら・さとし・ただ・とおる・とし・まさ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「叡」の読み・字形・画数・意味


人名用漢字 16画

(異体字)睿
14画

[字音] エイ
[字訓] あきらか

[説文解字]
[金文]

[字形] 会意
睿(えい)+(又)(ゆう)。睿は面をう帽飾の下に目深く目があらわれている形で、奥深い面貌。は手。その帽飾を披いて、その叡明をあらわす意。〔説文〕四下に睿・叡・を同字とするが、睿は叡の古文

[訓義]
1. あきらか、かしこい。叡明の意より、天子の行為にそえて用いる。

[古辞書の訓]
〔字鏡集〕叡・睿 アキラカ・アキラケシ・カシコシ・サトシ・ヒジリ・フカシ語彙は睿字条参照。

[熟語]
叡感・叡才叡旨・叡質叡聖叡斉叡藻・叡達叡知・叡智叡哲・叡叡徳叡敏・叡明・叡覧叡略・叡慮
[下接語]
英叡・寛叡・慧叡・神叡・精叡聡叡敏叡明叡

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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