口一(読み)くちひとつ

精選版 日本国語大辞典 「口一」の意味・読み・例文・類語

くち‐ひとつ【口一】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 自分一人の糊口(ここう)。一人暮らしの生活
    1. [初出の実例]「妻子も持ず、口ひとつを其日過ぎにして才覚男」(出典:浮世草子・日本永代蔵(1688)四)
  3. 口のきき方一つでどうにでもなるの意。
    1. [初出の実例]「どいつもこいつも口一(クチヒト)つで、抱いて行くから覚悟しろ」(出典歌舞伎青砥稿花紅彩画白浪五人男)(1862)三幕)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む