口入人(読み)くにゅうにん

精選版 日本国語大辞典の解説

くちいれ‐にん【口入人】

〘名〙 仲介をする人。奉公人などを周旋する人。また、それを業とする人。
※歌舞伎・𢅻雑石尊贐(1823)序幕「こなさんが口入れ人か」

くにゅう‐にん クニフ‥【口入人】

〘名〙
① 売買、貸借の口添え仲介をする人。また、その保証人。〔裁判至要抄(1207)〕
② 和与など訴訟の仲裁をした人。〔潮崎稜威主文書‐応永二三年(1416)四月二日・浄忍房和与状〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典内の口入人の言及

【請人】より

…また《正倉院文書》の中にみられる貸借文書には,一般的に債務者が債務不履行の場合に代償責任を負う保証人として〈償人〉がみられる。このほか売買貸借の取引の周旋・媒介を業とする口入人(くにゆうにん)が,保人・償人と同様の代償責任を負う場合もあった。平安時代後期以降,中世を通じて保証人は一般に請人とよばれたが,公家法系においては一貫してこの請人を保人として解釈しつづけた。…

※「口入人」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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