口弁(読み)コウベン

デジタル大辞泉 「口弁」の意味・読み・例文・類語

こう‐べん【口弁/口×辯】

口先のうまいこと。また、達者なもの言い。

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精選版 日本国語大辞典 「口弁」の意味・読み・例文・類語

こう‐べん【口弁・口辯】

  1. 〘 名詞 〙 ものを言うこと。ものの言いかた。また、言いまわしが達者なこと。口さきのうまいこと。
    1. [初出の実例]「少而聰慧美容儀、頗有口辯」(出典日本文徳天皇実録‐延寿二年(852)一一月己亥)
    2. [その他の文献]〔史記‐淮南王安伝〕

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普及版 字通 「口弁」の読み・字形・画数・意味

【口弁】こうべん

弁舌の才。〔史記陸賈伝〕陸賈は楚の人なり。客を以て高に從ひ、天下定む。名づけて口辯るの士と爲し、左右に居り、常に侯にす。

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