精選版 日本国語大辞典 「口当」の意味・読み・例文・類語 くち‐あたり【口当】 〘 名詞 〙① 飲食物などを口に入れた時の感じ。舌ざわり。口合い。[初出の実例]「かまへて口あたりよしと思うて、おほく御まゐるな」(出典:咄本・醒睡笑(1628)三)② 外見からいだく感じ。応対のしぶり。また、ことばの調子。[初出の実例]「あの頃はひきしめて調子の低い時分、田舎の人には口(クチ)あたりが其筈さ」(出典:滑稽本・狂言田舎操(1811)上) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例