口無(読み)くちなし

精選版 日本国語大辞典 「口無」の意味・読み・例文・類語

くち‐なし【口無】

  1. 〘 名詞 〙 口をきかないこと。ものを言わないこと。また、その人。多く、詩歌などで植物梔子(くちなし)にかけて用いる。
    1. [初出の実例]「山吹の花色衣ぬしやたれとへどこたへずくちなしにして〈素性〉」(出典:古今和歌集(905‐914)雑体・一〇一二)
    2. 「非情の我ゆへ口なしと思ふて」(出典:洒落本・咲分論(1772‐81))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む