梔子(読み)クチナシ

デジタル大辞泉 「梔子」の意味・読み・例文・類語

くち‐なし【梔子/巵子/山子】

アカネ科の常緑低木。暖地に自生し、高さ約2メートル。葉は長楕円形でつやがある。夏、香りの高い白い花を開く。果実は熟すと黄赤色になり、染料とするほか漢方では山梔子さんししといい消炎・利尿剤などに用いる。名は、果実が熟しても口を開かないことによる。庭木にする。 花=夏 実=秋》今朝咲きし―の又白きこと/立子
梔子色」の略。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 項目

普及版 字通 「梔子」の読み・字形・画数・意味

【梔子】しし

くちなし。唐・杜甫〔江頭四詠、梔子〕詩 梔子、衆木に比すれば 人(じんかん)に未だ多からず

字通「梔」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

動植物名よみかた辞典 普及版 「梔子」の解説

梔子 (クチナシ)

学名Gardenia jasminoides f.grandi‐flora
植物。アカネ科の常緑低木,薬用植物

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む