口疾し(読み)クチトシ

デジタル大辞泉の解説

くち‐と・し【口疾し】

[形ク]
返事や返歌がすぐに口をついて出てくるさま。受け答えが早い。
「ことなる事なきいらへを―・く言ふ」〈・手習〉
軽率な発言をするさま。
「跡無き語り言して楽しがる中に…―・き男あり」〈読・春雨・樊噲上〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

くちとし【口疾し】

( 形ク )
ものの言い方が早い。早口である。また、受け答えが早い。 「 - ・く返事などし侍りき/源氏 夕顔」 「 - ・きすゑの姫もまだ何とも答へぬ間に/文づかひ 鷗外
軽はずみに、つまらないことをいう。 「何となく-・く難ぜられたりける/十訓 4

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

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