口蓋垂(読み)コウガイスイ(その他表記)uvula

翻訳|uvula

デジタル大辞泉 「口蓋垂」の意味・読み・例文・類語

こうがい‐すい【口蓋垂】

軟口蓋後方中央から垂れ下がる円錐形突起懸壅垂けんようすいのどちんこ

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精選版 日本国語大辞典 「口蓋垂」の意味・読み・例文・類語

こうがい‐すい【口蓋垂】

  1. 〘 名詞 〙 口蓋の奥中央から下方に出ている乳頭状の突起。軟口蓋の後縁についていて、中に口蓋垂筋と呼ばれる筋がはいっており、その作用によって口蓋の運動が行なわれる。のどびこ。のどちんこ。口蓋突起。

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改訂新版 世界大百科事典 「口蓋垂」の意味・わかりやすい解説

口蓋垂 (こうがいすい)
uvula

口の上壁をなしている口蓋は前方の約2/3を占める硬口蓋と,後方の約1/3の軟口蓋とからなるが,軟口蓋の後縁中央部にあって後下方に乳頭状に突出した部分。俗に〈のどちんこ〉ともいう。中に口蓋垂筋と呼ばれる筋が入っており,その作用によって口蓋の運動が行われ,ものをのみ込むときには口蓋垂は咽頭後壁に接着する。先天的な奇形として口蓋垂裂がある。口蓋垂の先端部にわずかに切れ込みがあるものから,基部まで完全に分かれているものまで種々な程度がある。軽度のものでは機能的にまったく障害を示さないが,裂が大きい場合には口蓋裂と同様の機能障害を生じる。
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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「口蓋垂」の意味・わかりやすい解説

口蓋垂
こうがいすい

口蓋」のページをご覧ください。

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