ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「口頭審理主義」の意味・わかりやすい解説 口頭審理主義こうとうしんりしゅぎMündlichkeitsprinzip 訴訟の審理に際して,当事者および裁判所の訴訟行為 (特に弁論および証拠調べ) を口頭で行う主義。口頭主義ともいう。かつては書面主義 (書面審理主義 ) であったが,それが訴訟の円滑な進行を阻害し,かつ,公開の原則とも抵触するため,口頭審理主義が各国において採用された。日本の民事訴訟,刑事訴訟ともにこの原則を採用し,若干の修正を加えている。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by