古保利薬師堂(読み)こほりやくしどう

日本歴史地名大系 「古保利薬師堂」の解説

古保利薬師堂
こほりやくしどう

[現在地名]千代田町古保利 岡田

福光ふくこう寺跡にある。「芸藩通志」によれば福光寺は古保利山金蔵院福光寺と称し、四九坊をかかえ寺領三〇〇石を有する大寺であったが、吉川氏の岩国いわくに(現山口県岩国市)移封に伴い新庄しんじよう(現大朝町)の万徳院とともに引越し、万徳院福光寺と称したと伝える。寺跡に堂一宇・二王門・稲荷社を残し、堂中に釈迦・薬師二大仏・小像数座が安置されていたという。

現在、薬師堂にある仏像のうち、木造薬師如来および両脇侍像三躯・木造十一面観音立像三躯・木造千手観音立像一躯・木造吉祥天立像一躯・木造四天王立像四躯が国指定重要文化財。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む