古保利村(読み)こほりむら

日本歴史地名大系 「古保利村」の解説

古保利村
こほりむら

[現在地名]千代田町古保利

平家(へいけ)ヶ城(じよう)山の南麓で志路原(しじわら)川が東に曲流する左岸氾濫原に位置する。当地の丘陵南西端にある古保利古墳群は、六世紀初頭と推定され、うち四四号墳は、直径一〇メートル・高さ三メートルの円墳で、竪穴式石室は墳丘のやや南に位置する。石室内部から挂甲一・鉄鏃三・金銅製馬具片、外部から蓋付坏・蓋付坩と高坏・・坏身・大甕など須恵器一二点が出土している。

「芸藩通志」は「古保利村などは、郡家の遺名にや、庄名にも古保利あり、(中略)中古以来五庄に分つ、大田、奥山、三輪、吉木、古得今は古保利に作る(中略)本地村以下十九村を古保利庄と称す」と記し、山県郡の郡家や荘名に由来するとしているが、ここにあげられた五荘園とともに確証はない。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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