精選版 日本国語大辞典 「古典組曲」の意味・読み・例文・類語 こてん‐くみきょく【古典組曲】 〘 名詞 〙 一六~一七世紀ごろイタリア、フランス、ドイツで発達、フローベルガーによって完成されたとされる器楽の組曲形式。アルマンド、クーラント、サラバンド、ジーグの順に四つの舞曲を配列、後にメヌエット、ガボットなどが挿入されるようになった。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の古典組曲の言及 【組曲】より …対照的な性格をもついくつかの舞曲を組み合わせた多楽章の器楽曲。バロック時代に好んで用いられた古典組曲と19世紀後半以来の近代組曲がある。古典組曲の最も標準的な形式は,J.S.バッハの《フランス組曲》や《イギリス組曲》に見られる楽章構成で,アルマンド―クーラント―サラバンド―x―ジーグからなり,xの位置には,メヌエット,ブーレ,ガボット,パスピエなど任意の舞曲が挿入される。… ※「古典組曲」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by