新撰 芸能人物事典 明治~平成 「古尾谷雅人」の解説
古尾谷 雅人
フルオヤ マサト
- 職業
- 俳優
- 本名
- 古尾谷 康雅(フルオヤ ヤスマサ)
- 生年月日
- 昭和32年 5月14日
- 出生地
- 神奈川県 川崎市
- 学歴
- 駒沢高卒
- 経歴
- 高校卒業後、靴加工会社に勤務する傍ら、劇団ひまわりに入る。昭和52年日活ロマンポルノ「女教師」でデビュー。55年ATG映画「ヒポクラテスたち」(大森一樹監督)に主演し、凄味を秘めた異色俳優として脚光を浴びた。その後、「悪霊島」「丑三つの村」「オイディプスの刃」「スローなブギにしてくれ」「宇宙の法則」「パチンコ物語」などに主演。テレビでも「若草学園物語」で初主演。ドラマ「金田一少年の事件簿」「永遠の仔」「北の国から」などで存在感のある脇役を演じ活躍した。他の出演作にテレビ「Gメン’75」「私鉄沿線97分署」「妻をめとらば」「汚れちまった悲しみ」「噂の探偵QAZ」「俺たちに気をつけろ」「女教師」「傷だらけの女」、映画「月はどっちに出ている」「マークスの山」など。58年女優の鹿沼えりと結婚。平成15年3月自宅で自殺した。
- 受賞
- 報知映画賞主演男優賞〔昭和55年〕「ヒポクラテスたち」,ヨコハマ映画祭主演男優賞(第2回)〔昭和55年〕「ヒポクラテスたち」,エランドール賞(日本映画テレビプロデューサー協会)〔昭和56年〕,ヨコハマ映画祭主演男優賞(第12回)〔平成2年〕 毎日映画コンクール男優主演賞(平2年度)〔平成3年〕「宇宙の法則」「パチンコ物語」
- 没年月日
- 平成15年 3月25日 (2003年)
- 家族
- 妻=鹿沼 絵里(女優),長男=高藤 疾土(俳優),長女=水野 快令(女優)
- 伝記
- 最期のキス 古尾谷 登志江 著(発行元 講談社 ’04発行)
出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報